飲食店でコロナ禍前の水準近くまで客戻り値上げに踏み切る店も

https://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/20230403/3030019756.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いのでご注意を

浜松市のうなぎ専門店では、客の入りがコロナ禍前の水準近くまで戻る中、4月、これまで
客離れを懸念して我慢してきた値上げに踏み切るなど難しい対応を迫られています。

浜松市中区のうなぎ専門店では、食材の仕入れ価格や、うなぎを焼く炭やしょうゆの価格上昇に加え、
ガス代が高騰するなど厳しい経営環境が続く一方で、客離れを懸念して値上げに踏み切れずにいたといいます。
ただ、3月、マスクの着用が個人の判断に委ねられるようになってからは、卒業式や送別会にあわせて訪れる客が増え、
コロナ禍前の水準近くにまで客の入りは戻っているということです。

このため、店では4月、人気メニューのうな重を3570円から3850円とするなど値上げに踏み切ったということです。
「かんたろう蜆塚店」店主の蜂須賀躍さんは「徐々にお客さんも戻ってきてくれているので、ようやく、
わずかですが値上げの決断ができました。今後はインバウンド需要の本格的な回復にも期待しています」と話していました。

04/03 17:41