岸田首相は、21日、通常国会の会期末にあたって記者会見を行い、「30年ぶりの高い水準の賃上げ」を実現したと強調した。

岸田首相は21日の記者会見で「30年間続いてきたデフレ経済から脱却し、『賃上げが当たり前となる経済』に向けた道筋を着実にしたい。このチャンスを決して逃してはいけない。この上半期、こうした想いを大切にしてきた」とした上で、「具体的な政策を着実に進めてきた」と述べた。

そして「30年ぶりの高い水準の賃上げや、100兆円を超える国内投資など企業の高い投資意欲の発揮、33年来の高い株価水準など、日本経済に前向きな動きが着実に生まれている」と強調した。

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