7/13(木) 18:23配信
ITmedia ビジネスオンライン

Q: 部下との仲を深めるために飲み会を開催したいのですが、「これってハラスメントかも」とためらっています。部下との仲を深めるために効果的な手法があれば教えてください。

【部下を飲みに誘うのはハラスメント?】
部下を飲みに誘うのはハラスメント?

答え: 参加は有志で、日程・場所は他のメンバーに決めてもらう「誰でも気持ちよく参加できる飲み会」を開催する。

A: 昨今、部下を誘えずに悩んでいる人は多いでしょう。ですが、親睦を深めることを目的としてランチや会食、月1回程度の飲み会などコミュニケーションの場を作ることは大切ですので、発信することをためらう必要はありません。特にキックオフや部会など、定例的な行事の場合は、堂々と伝えてください。

 ただ、飲み会にも工夫は必要です。飲むのが好きな部下と個人で行く分にはいいのですが、「仲の良いメンバーとばかり飲み会をする」のは、公平性の観点で良くありません。上司にそのつもりがなくても、「あの人とばかり飲みに行っている」という声が上がりかねないからです。職場というのは、全員と一緒に仕事をする集団ですからね。

 また、参加は有志として、来たい人は来る、来ない人は来ない――と割り切りましょう。

 飲み会の日程や場所については、参加に前向きな他のメンバーに決めてもらいましょう。誰でも気持ちよく参加できる飲み会だと伝われば、参加者は増えていくはずです。

 部下に「もし何かあったら、全然遠慮せずに飲み会やランチに誘ってね」と伝えておくことも有効です。上司ではなくメンバーから「飲み会をしたいです」と言ってもらえるような、ウェルカムな空気感を作ることが大切ですね。

ソース https://news.yahoo.co.jp/articles/e7b9c29746d77880d2c3da9b2d9e8ecb77eb3408