東京都区部の消費者物価、24か月連続の上昇…ガソリンは1年2か月ぶり高水準
2023/08/25 10:56 読売新聞
https://www.yomiuri.co.jp/economy/20230825-OYT1T50074/


総務省が25日発表した8月の東京都区部の消費者物価指数(2020年=100、中旬速報値)は、値動きの大きい生鮮食品を除く総合が105・3で、前年同月に比べ2・8%上昇した。上昇は24か月連続。電気代の下落幅は拡大したが、食料は約47年ぶりの高水準が続き、ガソリン価格上昇の影響も出ている。

上昇幅は2か月連続で縮小し、7月(3・0%)から0・2ポイント減った。3%を下回るのは11か月ぶり。燃料価格の下落で電気代がマイナス22・3%と、7月のマイナス16・7%から拡大した。総務省の試算では、政府の電気・ガス料金の負担軽減策がなければ3・8%だった。上昇が続くガソリンは9・1%と1年2か月ぶりの水準だった。

 生鮮食品を除く食料は8・9%と、7か月ぶりに前月(9・0%)を下回ったが、高水準が続いている。プリン(38・6%)、あんパン(16・7%)などが目立った。宿泊料(18・1%)なども上昇した。


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