36人が死亡、32人が重軽傷を負った令和元年の京都アニメーション放火殺人事件で、殺人や現住建造物放火などの罪に問われた青葉真司被告(45)の裁判員裁判の初公判が5日、京都地裁(増田啓祐裁判長)で開かれた。

青葉被告は起訴内容について「私がしたことに間違いありません。こんなにたくさんの人が亡くなると思っていなかった。やり過ぎたと思っています」と事実関係を認めた。

弁護側は事件当時の責任能力を争い、心神喪失による無罪か、責任能力が認められる場合も心神耗弱にあたるとして、刑の減軽を主張した。

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