アメリカ国防総省はイランやレバノンのシーア派組織ヒズボラの動きを抑止するため、東地中海に追加の空母派遣を指示しました。

 オースティン国防長官は14日の声明で、アメリカ海軍の空母「ドワイト・D・アイゼンハワー」を中核とする空母打撃群の東地中海派遣を命じたと明らかにしました。アメリカ軍はすでに最新鋭の原子力空母「ジェラルド・フォード」を中心とする空母打撃群を配備していて、2隻目の空母も合流するということです。

 アメリカのニュースサイトアクシオスは14日、イランがイスラエルに対し、「ガザへの地上侵攻を実行すれば対応せざるを得ない」と介入を示唆して警告したと報じています。緊迫感が増すなか、バイデン政権は追加配備でイランへの圧力を強めたい考えです。(ANNニュース)

https://news.yahoo.co.jp/articles/71672bea2de901a99eba6023f79ef6e4724d1977