※2023/10/20 09:02
読売新聞

 鹿児島県屋久島町が運営する牧場の職員だった田代健さん(当時49歳)が2019年に心筋 梗塞こうそく で死亡したのは、約50日間連続で勤務させるなど安全配慮義務違反が原因だとして、遺族が19日、町に約7070万円の損害賠償を求めて鹿児島地裁に提訴した。

 訴状によると、田代さんは牛の世話や放牧地の管理を担当。19年8月8日、牧場で倒れて死亡した。雇用契約では1日8時間の勤務のはずが、実際は午前6時頃から約12時間勤務。死亡する直前まで約50日間連続で勤務するなど、町は勤務時間を適正に把握せず、安全配慮義務を怠った、と主張している。

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