アメリカの有力紙ニューヨークタイムズは23日、ロシアのプーチン大統領が条件付きでウクライナ側と停戦交渉に応じる用意があると報じました。

ニューヨークタイムズがアメリカ政府関係者などの話として伝えたもので、ロシアが現時点で占領しているウクライナ東部や南部の地域を維持することを条件に、プーチン大統領が停戦交渉に応じる用意があるとしています。

また、プーチン大統領はゼレンスキー政権の退陣を要求しないなど、従来の姿勢にも変化を見せていて、今年9月頃から西側諸国に、こうしたシグナルを送っているということです。

一方で、アメリカ政府関係者の中には、全ての領土の奪還を目指すウクライナが、この条件に応じるのは難しく、「ロシア軍が勢いを増せば、プーチン氏はまた考えを変える可能性がある」などと、懐疑的な見方もあると指摘しています。

12/24(日) 18:26 日テレNEWS NNN
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