トヨタ佐藤社長「基本ができていなかった」10車種で出荷停止 豊田自動織機乗用車用エンジン3機種で認証不正

トヨタ自動車は、グループの豊田自動織機が生産するディーゼルエンジンで認証不正があったとして、「ランドクルーザー」や「ハイエース」など10車種の出荷を停止しました。

豊田自動織機 伊藤浩一社長
「多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした」

認証不正が見つかったのは、豊田自動織機が生産したディーゼルエンジン3機種で、エンジンの出力試験時に燃料の噴射量を調整し、見栄えの良いデータにする不正が行われていたということです。


これを受けトヨタ自動車は、これらのエンジンが搭載された「ランドクルーザー300」や「ハイエース」など10車種の出荷を停止すると発表しました。

トヨタの佐藤社長は…

トヨタ自動車 佐藤恒治社長
「大変申し訳ございません。何も言われないようにしておきたいという心理が現場で働いた。現場で経営するという基本ができていなかった。もっと現場に寄り添ったサポートが必要だった。もっと声をあげてもらえればできたこともあった」


このように陳謝しました。

トヨタグループでは、ダイハツ工業や日野自動車でも不正が明らかになっています。

TBSテレビ2024年1月29日(月) 23:16
https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/969010?display=1