大津市の琵琶湖大橋付近で3日、湖底から2人の遺体が相次いで見つかった。
大津北署によると、いずれも目立った外傷はなく、1人は腐敗が進み、時間がたっているとみられる。
同署が身元の確認などを進めている。

同日午前4時50分頃、大津市今堅田沖約300メートルの琵琶湖大橋近くの琵琶湖の湖底(水深約5メートル)に男性の遺体が沈んでいるのを、行方不明者の捜索をしていた大津市消防局の潜水士が発見。
約20分後、近くの湖底で別の男性遺体1体も見つけた。

女性が琵琶湖に飛び込んだという情報を受け、同日午前3時頃から警察や消防が水中を捜索していた。

同署によると、最初に見つかった男性の遺体は30~40歳代で身長約1メートル70、灰色セーターや水色ジーンズ、白色スニーカーを身につけていた。
2人目の男性遺体は30~60歳代で身長約1メートル75、黒色ジャンパー、黒系の長ズボン姿で眼鏡をつけており、腐敗が進んでいるという。

女性はみつかっておらず、警察と消防で捜索を続けている。

[読売新聞]
2024/02/04 06:30
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240203-OYT1T50141/