世界の医療機器市場が拡大する中、政府は日本の医療機器メーカーに海外進出を促し国際競争力を強化するため、臨床試験の費用補助と販路開拓に向けたネットワーク構築などを柱とする支援に乗り出す。政府関係者への取材で判明した。

米進出を念頭
 国際競争力の低い日本の医療機器産業の成長に向け、海外展開を後押しする大規模な支援は初めて。国内需要は人口減少などで頭打ちとなっているため国内産業の転換を図り、グローバル市場に活路を見いだしたい考え。念頭にある進出先は、世界シェアトップで4割超を占める米国だ。

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毎日新聞 2024/2/14 05:30
https://mainichi.jp/articles/20240213/k00/00m/010/183000c