驚異的な繁殖力で厄介者のトコジラミが首都圏の電車内のシートで目撃されました。暖かくなるこの時期から被害が増えるとみられるなか、どう対策すべきか取材しました。

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■クモと思ったら…電車のシートで目撃
 「今帰りの電車なんですが、これってトコジラミだったりします?!」という文言とともに、SNSに投稿された写真。

 栃木県に住む夫婦が10日に「電車の座席でトコジラミを発見した」と発信し、大きな話題となっています。

投稿した女性
「最初、座席の上にクモがいるのかと思いました」

 夫婦が「トコジラミを見つけた」というのは、JR宇都宮線の電車内。2人は上野駅で乗車し、小山駅に向かう途中でした。

投稿した女性
「午後6時半ごろ、大宮駅を過ぎた後、ボックス席の向かいに座っている夫の隣のシートの上にトコジラミがいるのを発見しました。サイズは5ミリ程度でした」

 女性は、持っていたセロハンテープで捕獲。車内はすいていて、乗客はほとんどいませんでしたが、怖くて席に座ることができなかったといいます。

 この虫は本当にトコジラミなのでしょうか?

東京都ペストコントロール協会
佐々木健技術委員長
「確実にトコジラミです、この形が。カメムシの仲間は飛ぶことができる広い羽根を持っているが、トコジラミはそこが退化していて飛ぶことができない」

 番組の取材に対し、JR東日本の広報は「小山駅で乗客から申告があったことは事実です。SNSの投稿から当該車両が特定できたので、11日に車内燻煙(くんえん)を実施しました」としています。

30代
「ちょっと嫌。自分が実際その場にいたら、すごくびっくりすると思う」

20代
「そんなところに生存しているというのはびっくり」

50代
「(家に)連れて帰ってしまうのではという怖さもある」

以下ソース
https://news.yahoo.co.jp/articles/f47b1c141143fab06459e486983684c6881a0bd9