「小林製薬」の「紅麹」の成分を含む健康食品を摂取した人が腎臓の病気などを発症した問題で、ことし、1人が腎疾患で亡くなっていたことを会社が明らかにしました

会社によりますと、入院が確認されている26人には含まれていない人で、2021年4月から亡くなるまでおよそ3年間、「紅麹」の成分を含む健康食品を継続して購入していたということです。

会社によりますと今回の問題の発覚直後から3000件を超えるメールが寄せられ、遺族からは今月23日の土曜日の夜にメールで連絡があったものの、週明けの25日の月曜日まで確認が遅れたということです。

会社は、製品と死亡との因果関係が疑われるとしていて、26日、遺族に会い、詳しい経緯を聞くなどして調査を進めることにしています。

また、対象となる製品の使用を中止するよう改めて呼びかけています。

NHK NEWS WEB 2024年3月26日 10時52分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240326/k10014402561000.html