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帰化を許可された人の国籍を見てみると、いくつか特徴があります。

帰化申請者の中で最も多いのは、韓国・朝鮮籍の方です。約20年前の平成中期は、帰化許可者のうちおよそ60%を占めていましたが、現在では年間2000人程度で、全体の約30%となっています。

中国からの帰化も多いです。日中国交正常化の翌年である1973年1月には中国大使館が設立され、7000人以上が日本へ帰化しました。その後、1990年代後半に中国からの帰化は年間5000人を超えました。現在は年間2000人程度で、韓国と同じくらい。全体の約30%を占めています。

それ以外は「その他」に分類されます。メインは東南アジアからの帰化。特にベトナムやフィリピンからの帰化が目立ちます。また、ブラジルやペルーといった中南米諸国からの帰化も増加傾向にあります。

法務省