直木賞作家・桜木柴乃のミステリー小説『硝子の葦』が、WOWOWプライムにて相武紗季主演でドラマ化された。
なんとこの作品、劇中で相武のベットシーンが見られる話題作なのだ。
奥田瑛二、小沢征悦との絡みが連発

エロスをテーマとすることが多い桜木の作品の映像化は、今回が初めて。男女の絡みのシーンが多く、
相武の美しい背中や足、くびれを堪能することができる。

ラブホテルのオーナー幸田節子を相武紗季が演じるが、今の夫は母の元愛人。笑顔が印象的で
さわやかなイメージのある相武なだけに、エロティックな濡れ場を演じ、
“女優として一皮むけた”と評判になっている。

夫役の奥田瑛二や、顧問税理士で不倫関係にある小沢征悦との絡みのシーンが連発。
それだけでも見ごたえ十分なのだが、さらに見どころがもう1つ。仏頂面の相武紗季が見られるのだ。
笑顔で天真爛漫なものが多いため、これまでは「いい子キャラ」「清純派」が浸透していた。
そんなトレードマークの笑顔を封印し、仏頂面でどこか擦れている相武。

「エロチックな絡みが多く、笑顔が少なく仏頂面で、果てに殺人までも犯してしまう。
こんな強烈な役柄の彼女は初めてです。
WOWOWで視聴者は少ないものの、評判が良いため、地上波でも相武のセクシーシーンが見られるのも
遠くないのでは? ここ最近は、意地悪な役どころが多く、一歩一歩、女優の階段を駆け上っている。
伸びしろがまだまだあって期待できます」と、ある芸能記者はこう解説する。

いびり役がいい意味でハマってきた相武

相武はこれまで、初主演を果たした『レガッタ』(2006年、テレビ朝日系)で視聴率が振るわず、平均で5.4%、
悪いときは4.3%と大惨敗を喫した過去がある。主演は以降、減少したように見えるが、
2番手、3番手の役どころで着実に成長している。たとえば、山下智久主演の月9『ブザー・ビート』
(2009年、フジテレビ系)では、元カノ役でいじわるさを怪演し、注目を集めた。

最近では、朝ドラ『マッサン』(2014〜2015年、NHK)でマッサンの許嫁を演じ、いびり演技が話題となった。

最近はただ可愛いだけでない、意地悪な悪役も人気だが、今回の作品は、もう一歩踏込んだ、
妖艶で幅を広げた相武紗季を拝むことができる。

地上波では放送できないディープな作品。今後はさらに幅を広げ、新しい相武紗季が楽しめるかもしれない?

(文:青柳雄介)

2015年3月19日 (木) 14:35 配信 T-SITEニュース
http://top.tsite.jp/news/i/22809582/

(画像)
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