文・取材=渡辺彰浩

2022.01.30 16:00

 アイドルが1年間に発表した曲を順位付けして楽しもうという催し『アイドル楽曲大賞』。今年のメジャーアイドル楽曲部門は私立恵比寿中学が「イヤフォン・ライオット」で1位を獲得。これで、エビ中がトップを飾るのは2019年から3年連続の1位となる。
もはや『アイドル楽曲大賞』常連組と言えるフィロソフィーのダンスやわーすたのほかにも、超ときめき♡宣伝部、CYNHNといったグループが勢いを見せる中、AKB48、Perfumeの2組が久々にトップ10へと返り咲いてるのが今年の大きな特徴だ。

 リアルサウンドでは今回も『アイドル楽曲大賞アフタートーク』と題した座談会を開き、ライターとして企画・編集・選盤した書籍『アイドル楽曲ディスクガイド』を著書に持つイベント主宰のピロスエ氏、
コメンテーター登壇者からはアイドル専門ライターであり、『VIDEOTHINK』制作・運営に携わる岡島紳士氏、著書に『渡辺淳之介 アイドルをクリエイトする』を持つ音楽評論家の宗像明将、(コロナ禍以前は)日本各地を飛び回るDD(誰でも大好き)ヲタの中でも突出した活動が目立っていたガリバー氏が参加してもらった。
前編では、先行きの見えないコロナ禍でのアイドルシーンにおいて、メジャーだからこそ望むメッセージを放つラストとなった。

 なお、今回で『アイドル楽曲大賞』も10回目に。もともとは2010年、2011年に『ハロプロ楽曲大賞』内の一部門の『アイドル楽曲部門』として開催していたのが、2012年から独立したイベントとして開かれているため、統計すると12回目となる。
2010年の1位はももいろクローバー「行くぜっ! 怪盗少女」、2011年は東京女子流「鼓動の秘密」と『アイドル楽曲大賞』のランキングを追うことで、この12年(10年+2年)におけるアイドルシーンの変遷が見えてくるはずだ。(渡辺彰浩)※本取材は2022年1月5日に実施。



1位は私立恵比寿中学「イヤフォン・ライオット」
     ===== 後略 =====
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