《10年ぶりにKARAが見れて涙が出た。みんな元気そうでよかった》

《日本活動ウィークお疲れ様!日本に来てくれてありがとう。みんな相変わらず日本語上手!》

《紅白にも多くの韓国グループが出るみたいだけど、やっぱKARAを超える日本を愛してくれるグループはもう出てこないと思う》

 2010年代、日本に巻き起こった「K-POPブーム」の火つけ役となったグループ・KARA。長らく活動休止していたが、2022年11月、ミニアルバム『MOVE AGAIN』をリリースし、『2022 MAMA AWARDS』(大阪)で久しぶりのステージを披露した。活動再開はじつに7年半ぶりだ。

 2014年には、ニコルとジヨンが脱退。ジヨンは、その後も日本で精力的に女優活動をおこなっていた。以降、ギュリ、スンヨン、ハラ、新メンバーのヨンジを迎えて活動したが、2016年以降、ヨンジだけが当時の事務所に残留し、事実上解散となった。

 KARAのファンたちは活動再開を待ち望んでいたが、さらに追い打ちをかける “悲劇” が起こる。

「2019年11月にハラさんが他界。ハラさんはメンバーのなかでも、とりわけ再結成を待ち望んでいたといいます。ハラさんの訃報にはメンバーやファン、そして日韓をはじめ芸能界から追悼の言葉が多く寄せられました。

 KARAが7年ぶりの活動再開に選んだ時期は同じ11月。さらに、一度は脱退したニコルさんやジヨンさんもいます。“ハラも一緒に”……今回のカムバックには、そんな意味も込められているのでしょう」(週刊誌記者)

 実際、アルバムのタイトル曲である『WHEN I MOVE』のミュージックビデオのエンディングには、6本のステージマイクが立てられている――。

 アルバム『MOVE AGAIN』の日本盤は、12月21日にリリースされた。同時に、かつて一世を風靡した日本での活動を加速させていく。

 23日には、約10年ぶりに『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)に出演。6時間にも及ぶ特番だったが、最後から2番めの出演。Twitterではトレンド入りを果たした。

 27日には9年ぶりに朝の情報番組『スッキリ!』(日本テレビ系)、翌日には『発表!今年イチバン聴いた歌~年間ミュージックアワード 2022~』(日本テレビ系)に生出演。

 そして大晦日には『逃走中~大みそかSP お台場大決戦!~』(フジテレビ系)、『CDTVライブ!ライブ!年越しスペシャル』(TBS系)と、民放各局に立て続けに出演する。

「日本活動への “愛” が目に見えてわかるのも、KARAがここまで支持された理由でしょう。今回の “民放ジャック” もそうですが、かつては日本のバラエティに数多く出演しています。こうした積極的な活動が、老若男女の人気を集めたのは間違いありません。

 ハラさんは、東日本大震災の被災者に向けて、当時の所属事務所に内緒で1億ウォン(約720万円)を寄付したことも知られています。リーダーのギュリさんも、活動再開が決まってすぐに日本語でツイートするなど、日本のファンに寄り添う姿勢は変わっていないようです」(同)

 2023年には、日本でファンミーティングが控えているという。ファンたちは心待ちにしているはずだ。

KARAが日本国民から愛されるワケ…7年半ぶりの活動でもテレビ各局で大活躍
https://smart-flash.jp/entame/216765
2022.12.31 19:06