【あなたは?】“今年の漢字”は「密」 働く人は? ほかに「禍」「病」「新」など
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その年の世相を表す「今年の漢字」に選ばれたのは、3密などに使われた「密」の文字。

働く人たちからも、2020年は、新型コロナウイルスにまつわる漢字を挙げる声が多く聞かれた。

その年の世相を表す、毎年恒例の「今年の漢字」。

全国およそ20万票の応募の中から選ばれたのは、「密」。

新型コロナの感染拡大が止まらない中、避けるべき行動として挙がった「密閉」、「密接」、「密集」を意味する“3密”という言葉が多く使われたほか、離れていてもオンラインなどで大切な人との関係が“密接”になったことが、理由として挙げられた。

このほか、コロナ禍の「禍」や「病」、新しい生活様式の「新」など、新型コロナウイルスに関連する漢字が上位を占める結果となった。

メーカー勤務(50代)「ずっと家にいた感じで、家の中にこもりっきりという意味で『家』。緊急事態宣言が出る前から、3月からなるべく在宅でということで、きょうも1カ月ぶりくらいに会社に行ってきた」

団体職員(40代)「『暗』です。コロナで外出自粛になっていて、外に出て気分転換とかできるかなと思ったが、なかなかそうもできず、気分的に暗かった」

団体職員(20代)「『粛』です。コロナでの自粛もあるが、この機会に自粛というか、自分の生活をあらためて考えた」

商社(20代)「『絆』です。人と接するのが難しい1年だったが、その中でも、いつも以上に人とのつながりや、いろいろなものとのつながり、『絆』のあらためて大切さを実感した1年だった」、「(絆を感じたのはいつ?)お客さんに会えなくても、頻繁にまめに連絡とるようになった」

インフラ関係(20代)「充実の『充』。新しい働き方もいろいろと増えたし、出社しないことが増えたので、通勤時間がないので時間が有効活用できたり、家での過ごし方とか、コロナを意識しながらも、出かけたりも感染対策しながらできたので、そのあたりは思ってたより充実できたかなと」

人材育成関係(40代)「安定の『安』。落ち着いて考えられる時間があったのは、今まで20年近く働いてきてあまりなかった」、「(家にいるとき考えたことは?)何のための人生かなとか、家族とか。そもそも何のために働いているのかとか。やれることをやるしかないなと。変にあくせくしても仕方ないし、自分らしく頑張るしかないかなと」