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潜入!大学入試 解答速報のウラ側 [記紀絵巻★]
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0001記紀絵巻 ★
垢版 |
2021/02/28(日) 08:40:22.79ID:CAP_USER9
https://www.qab.co.jp/news/20210226134409.html
琉球朝日放送 報道制作局 2021年2月26日

きのうは全国一斉に国立大学の2次試験が行われました。一夜明け、きょうの新聞には、このように琉球大学の試験問題の解答速報が掲載されています。この解答速報、だれがどのようにして作っているか気になりませんか。受験生たちの奮闘の裏側で起こっていたもう一つの闘いを取材しました。

きのう始まった国立大学2次試験の前期日程。昼時の琉球大学では、午前中の試験を終えた学生たちが、外に出て、気分をリフレッシュしている姿が見られました。琉球大学では今年2724人が受験しました。

一方、そのころ。同じ場所で、解答速報作成の第一歩がスタートしていました。試験科目が終わるたびに大学側から問題が新聞に渡され、紙面のレイアウトが始まります。肝心の解答はというと?新聞社から予備校にバイク便を使って問題が引き継がれ、すぐさま講師たちが解答に着手します。この日ばかりは、問題だけでなく締め切りにも負けられない、講師の威信をかけた1日となります。

沖縄受験ゼミナール遠山基樹部長「(問題が届いたら)即解答を作成しないと次の日の新聞に間に合いませんので、かなりバタバタと。先生方、日頃の授業の内容が出たのか、どうなのかというのも含めて解答を作成している」「間違った解答を作ってしまうことが絶対にないように、相当講師たちは授業以上にプレッシャーを感じて解答を作成している」新聞にのる解答は、科目を担当する講師たちが各々で問題を解いた後、それぞれの答えを照らし合わせて、解き方を一本化します。その後、清書したデータを掲載元の新聞社にメールで送信するまでが一連の作業です。英語担当トレン・デインジャーフィールド講師「全体的にはスムーズに(解答)できました」「問題が来ると、どの問題が出題されているかわからないので、見てからホットしました。やっぱり新聞に載せる分緊張感があります」

数学担当加納章吾講師「数学なので間違っているか、間違っていないか、完全に決まるので、数学的に正しいことじゃないとだめなので、それは一番気をつけている」「(締め切りには)なんとか間に合いました」

日ごろから受験生たちに難しい試験問題を教えているエキスパートだけあって、問題を「解く」ことはお手のもの。筆記試験の解答を作成するうえで大切なことは、正しい答えを導き出すだけでなく、そこに至るまでの道筋を受験生に納得してもらえるような解答を作成することだといいます。沖縄受験ゼミナール遠山基樹部長「専門家から見た解答ではなく、生徒目線ですね」「かっこいい解答を作るのではなくて、実際に生徒が作れる解答を心掛けてい頭から湯気を出していたのは、国語科を担当している講師陣です。午後1時ごろから解きはじめ、提出期限の午後5時が迫るなか、現代文の答えがまとまらず、追い込まれていました。

国語担当畠山篤吏講師「記述なので、どこまでの範囲を解答に入れるかというのが困る」「表現方法とか学生側に寄せるのか、模範解答側に寄せるのかその辺が難しい」国語講師陣「国語科って教科の傾向として良く言えばほんわか、悪く言えば悠長というか、様々な解釈を楽しんで決めきれない特徴があります」「そんなことないです」沖縄受験ゼミナール遠山基樹部長「複数の講師で作成するので、問題によって様々な解答が導き方の違い、考え方の違いということで、いろいろ解答が出てくるので、それを束ねていくという作業が大変」

そして、日も傾きかけた夕方6時半すぎ、予定より少し遅れて最後の試験科目である「理科」が到着しました。

理科担当「思ったよりも難しい感じはしますかね、今年は」「一通り問題を解き終わって、全員でチェックを入れて、清書に向かっているところ」「これから少しスピードアップして、間に合わせたいと思っている」刻一刻とタイムリミットが迫る中、急ぎながらも慎重に答案を練り上げていきます。

Q間に合いそうですか?理科担当「間に合わせます」「あと12分」「いけるか、いけるのか俺」

沖縄受験ゼミナール遠山基樹部長「はい、送りましたー。終わりです」この日の試験が終わった受験生から遅れることおよそ5時間、ようやく講師たちの闘いにも終止符が打たれ、安どの声が聞こえてきました。
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