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新規感染者が5万人を超えるイギリスですが、7月19日を「自由の日」として、コロナ禍で行ってきた様々な規制をほぼすべて解除しました。コロナと共生する選択をしたイギリスから日本は何を学べるのでしょうか。

 カウントダウンとともに上がった大きな歓声。ここはイギリス・ロンドンのナイトクラブ。

 19日午前0時にほぼすべての規制が解除されたことで多くの人が押し寄せ、マスクもせずに大盛り上がり。

 別の店でも多くの客が詰め掛け、16カ月ぶりのナイトクラブに喜びの声が上がりました。

 来場者:「まさしく『自由の日』。最高です」

 このほか、パブやレストランの屋内営業でも制限がなくなり、大規模イベントの開催も可能に。

 イギリス、ジョンソン首相:「今、(経済活動を)再開しなければいつになるのか。今がその時期ですが、慎重に進めなければならない」

 とはいえイギリスでは現在、デルタ株の感染も拡大し、一日で5万人以上の新規感染者が確認されている状況。

 解除して本当に大丈夫なのか。政府の判断に市民からは…。

 ロンドン市民:「規制を解除するのは時期尚早だと思います。感染者が増えているので、規制解除を先送りすべきだったと思います」

 慎重な声も上がっています。

 さらに解除直前になり、ジャビド保健相が感染したことでジョンソン首相とスナク財務相が濃厚接触者として自主隔離になりました。