三鷹バス痴漢冤罪事件

バスの監視カメラに痴漢をしていない証拠映像
手の微物鑑定から繊維検出されず

痴漢の証拠は何一つないにも関わらず女性の証言だけを信じた裁判官が言い渡した有罪判決

バスに搭載された監視カメラには数回にわたって尻を触ったとされる時間帯、津山さんは交際相手からのメールを受信し、返信を打ち返していたために

左手で吊り革を持ちながら右手で携帯電話を操作している姿が映っていた。返信のメールを送り終わってから、被害者の高校生が津山さんを問い詰めようと振り返るまでの時間は、わずかに3秒しかない。

 この事件には、津山さんが痴漢をしたことを客観的に示す物証がない。バスの車載カメラの映像に尻を触る場面は映っていない。

逮捕当日の津山さんの手の微物鑑定でも高校生のスカートの繊維片は検出されなかった。第三者の目撃証言もない。被害者の高校生にしても、津山さんが痴漢をしているのを直接見たわけでも、触っている手を押さえたわけでもない。

 それなのに判決は、いとも簡単に有罪判決を導いてしまった。
津山さんの無罪主張を一蹴し、検察の求刑通り罰金40万円の有罪だった。津山さんが直ちに東京高等裁判所に控訴した