アマゾンジャパンが21日から、最短で即日で届ける生鮮食品販売「アマゾンフレッシュ」を開始することが17日分かった。システムトラブルや宅配事業者との調整などで当初の予定からずれ込み、4月下旬のサービス開始となった。

 アマゾンフレッシュは、毎月の会費を支払った会員向けに魚や野菜など日持ちのしない生鮮食品を注文した当日や翌日に配送するサービスで、すでに米国や英国の一部で始まっている。

 日本でもこれまで何度も開始が取り沙汰され、3月以降は、商品を提供する事業者や配達業者が開始の準備を進めていたが、システムトラブルのほか、人手不足が社会問題化している配達業者とアマゾンの間で交渉が長引いたとみられる。

 ただ、生鮮食品の配達は迅速さが不可欠なため、配達員の不足に拍車をかける可能性もある。

http://www.sankeibiz.jp/business/news/170418/bsd1704180500010-n1.htm