千葉日報オンライン 4/21(金) 11:21配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170421-00010001-chibatopi-l12
 吉元被告の公判では、被害女性の代理人弁護士が、被害女性の心情に関する意見陳述書を読み上げた。
被害女性は「吉元被告からモノとして扱われ、人格を否定された。吉元被告がこのようなことをしなければ、
山田被告の行為はなかった」と指摘。

 吉元被告のこれまでの公判での主張については「吉元被告が、私が抗拒不能ではなかった、
同意があったというのは理解に苦しむ」とした上で「吉元被告は事件後も飲み会に参加するなどのうのうと過ごしていた。
起訴後3カ月経ってから10ページの謝罪文が届いた。自分の生い立ちが長々と述べられていたが、
私の知ったことではない。自分の罪を軽くするためだけの行為で絶対に許すことはできない」と、厳罰を求めた。

 被害者代理人弁護士は「吉元被告が発端となり被害を拡大させた。被害者は事件後、急性外傷後ストレス傷害と診断され、
心身に深い傷を負った。被害者の処罰感情は峻烈(しゅんれつ)を極めており、実刑判決が相当」と論告した。