非番の女性警官が短銃を手荷物に入れたまま、米ロサンゼルス国際空港を出発し、台湾に到着していたことが明らかになった。

カリフォルニア州サンタモニカ警察のノエル・グラント警官(42)は13日、私物の短銃を手荷物に入れたままロサンゼルス国際空港から搭乗し、台湾へ向かった。
台北で乗り継ぎ、家族と休暇を過ごすために桃園国際空港へ向かおうとしたところ、自分のバッグに銃と銃弾6発が入っているのに気付いた。

警官が台湾当局に連絡をとったところ、事実関係が判明するまで出国しないよう指示されたという。

米運輸保安庁のニコ・メレンデス氏は、ロサンゼルス国際空港の検査手続きに不備があったと認めた。
空港の検査担当者が「決められた手続きに従わなかったため、確かに警官が銃器を所持したまま(空港の)検査地点を通過してしまった」、「責任者には適切に対処する」と報道官は話した。

AFP通信によると、サンタモニカ警察は、グラント警官を何らかの形で処分するかどうかはまだ未定と話している。

(英語記事 LA airport failed to spot gun in hand luggage)

配信 4月21日

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http://www.bbc.com/news/world-us-canada-39663473