韓国の通信社、連合ニュースは、韓国軍の合同参謀本部の話として、北朝鮮が日本時間の29日午前5時30分ごろ、西部のピョンアン(平安)南道プクチャン(北倉)で弾道ミサイル1発を発射したものの失敗したと見られると伝えました。

ミサイルは発射から数秒で空中で爆発したということです。韓国軍は、ミサイルの種類などについて詳しい情報の収集を急いでいます。

北朝鮮は、今月5日と16日に東部のハムギョン(咸鏡)南道シンポ(新浦)付近から弾道ミサイル1発をそれぞれ発射しましたが、アメリカ太平洋軍と韓国軍はいずれのミサイルも発射直後に爆発し、失敗したという見方を示していました。

また、アメリカホワイトハウスの当局者は、発射されたミサイルは中距離弾道ミサイルとの初期段階の分析を明らかにしていました。

韓国の通信社が、29日未明、北朝鮮から何らかのミサイルが発射されたと伝えたことについて、日本への直接の影響はないと見られ、防衛省が詳しい確認を続けています。

東京メトロは、北朝鮮がミサイルを発射したという情報を受けて、午前6時7分から全線で運転を見合わせました。念のため安全を確認する措置だということで、10分後に運転を再開しました。

JR西日本によりますと、北朝鮮がミサイルを発射したという情報を受けて、北陸新幹線は、午前6時8分から金沢駅と新潟県の上越妙高駅の間で一時、運転を見合わせました。念のため安全を確認する措置だということで、10分後に運転を再開しました。

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