千葉県我孫子市の排水路脇で、ベトナム国籍の小３女児（９）の遺体が見つかった殺人・死体遺棄事件で、殺人などの容疑で再逮捕された自称不動産賃貸業、渋谷恭正（やすまさ）容疑者（４６）＝同県松戸市六実＝の軽乗用車の後部座席付近から尿反応が出ていたことが、捜査関係者への取材で分かった。県警捜査本部は、尿が女児の遺留物である場合、殺害場所の特定につながる可能性もあるとみて調べている。

　また、女児の首に残された絞められたような痕は幅約１・５センチで、ひものようなものが使われた可能性が高いことも判明。捜査本部は、渋谷容疑者の自宅マンションなどから複数のひもを押収しており、女児の首の痕跡との関連について慎重に鑑定を進めている。

産経

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花や飲料などが供えられた小３女児の遺体遺棄現場　＝６日午前、千葉県我孫子市
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送検のため千葉県警我孫子署を出る渋谷恭正容疑者　＝６日午前１０時５７分
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