※アメリカの学校では教室の黒板の前にたいてい国旗がかかげられています。
  一日の授業がはじまるまえに、先生と生徒がそろって(国旗への忠誠)を誓います。


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【イギリス】

ある晩、酒場の隅でラジオがその日の議会開院式の勅語の録音放送をやっていました。
(中略)バーレィ先生(反王制社会主義者)は大むくれ、勅語にひどい罵声を浴びせていました。

そして(勅語が)終わると……ラジオが国歌の演奏を始めました。
と同時に、この国の習慣として、あらゆる人間が弾かれたように起立し、
眉一つ動かさず直立不動の姿勢をとりました。

田舎(ケンブリッジの近く)の酒場のことですから、
風体のおかしなものや言動の粗野な人たちもいましたが、
国歌演奏の間だけは、ぐっと顎を引きピタリと正面を見据え、実に立派でした。

終わると……一同……“国王陛下”(当時はジョージ五世)と叫んで乾盃、
後はいつもの通り賑かに談笑が続きました。

〔――池田潔 著 読売新聞社 刊 『教師のらくがき』より抜粋〕

 http://www35☆.atwiki.jp/kolia/pages/70.html


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【オーストラリア】

大学院の卒業式に参加してきました。
卒業式は、大学の中で一番大きな講堂で行われます。

ガウンに身を包んだ卒業生達が入場してきました。
式が始まり、オーストラリアの国歌“Advanced Australia Fair”を斉唱する時、
なぜか、うるっと来てしまいました。

 http://blog.gcsgp.com/uni-graduation.html  (Z2134)


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