アレキサンドリアの大図書館のようなことになるから、1ヶ所で集中保存保管は
危なくて反対する。資料をことごとくデジタルアーカイブして、世界中に分散
配布保存することが最低でも必要だ。
 国が関わると、その時々の政治の思惑で、ある日突然、ナチスのやったように
焚書されて全部の資料が焼かれたり破壊される可能性が出てくる。

 東京都でも、石原知事の時代に、本を大量に棄ててる。副本があれば、
一冊だけ残して副本を棄てるなどという行為は、貸し出しをしないで、
ガラス越しに閲覧させるのならありかもしれないが、常に紛失、破損、
盗難、汚損のリスクがある。

日本の文化だというのなら、海外に地震や津波、火山噴火、火災などの
災害のリスクの少なく、土地の安価で広い、気候の良い場所に建物を
建てて、資料を国外何カ国かにも置くべき。

仮に東京にだけ資料をまとめて置いておくと、津波などによる浸水や、
火災。または中国軍の占領による資料の全破壊あるいは略奪移送
などで、すべて失う可能性がある。まとめてあると便利に略奪され破壊される。
だから、ドイツ、フランス、イギリス、ロシア、アメリカ、オーストラリア、
中国などの、それぞれ少しずつ体制や事情の異なる国に複数資料や複製を
送っておけば、全部破壊され消されることは起きにくくなるだろう。

大阪の児童文学資料館も、橋本という知事によって解体させられてしまい、
資料を研究する場所は失われてしまった。