秋田県鹿角市の山林で、タケノコ採りの男女4人が相次いでツキノワグマに襲われ、
死亡した衝撃的な事件から間もなく1年になる。現場近くで体長1メートル30センチの雌グマが射殺されたが、
このクマは“主犯”ではなく、現場近くで目撃された雄グマ「スーパーK」こそが“主犯”だと
NPO法人「日本ツキノワグマ研究所」の米田一彦理事長(69)は推測していた。

 米田理事長がその後、関係者の聞き取り調査などを続けた結果、人を食べた可能性のあるクマは計5頭で、
このうち「スーパーK」とみられる雄グマが昨年9月に捕獲・駆除(殺処分)されていたことがわかった。
秋田県では2016年度に、前年度の4倍以上にのぼる476頭のクマを捕獲・駆除したが、「人食いグマ」は
3頭生き残ったと米田理事長は推測。目撃者の証言などから、生き残ったのは、「額の左側に古傷のある」
若い雄グマと、12歳と推定される高齢の「赤毛の大きな」雌グマ、気性が荒いもう1頭の別の雌グマの3頭だとみている。

 現地では間もなくタケノコ採りシーズンを迎えるため、米田理事長は
「今年も人食いグマが出没する恐れが十分にあり、厳重な警戒が必要だ」と注意を呼びかけている。

読売新聞(ヨミウリオンライン) 5/11(木) 18:03配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170511-00010000-yomonline-life
画像 4人が犠牲になった事件の“主犯”とされる雄グマ「スーパーK」(日本ツキノワグマ研究所提供)。昨年9月、捕獲・駆除されたが、「人食いグマ」は他に3頭生き残ったとみられる
https://amd.c.yimg.jp/amd/20170511-00010000-yomonline-000-1-view.jpg
2017/05/11(木) 21:28:38.01
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1494505718/