ルンド大学(スウェーデン)の免疫学者カタリーナ・サヴァンボルグ教授らは、母乳に抗がん作用があることを発見した。

母乳の中に含まれている化学成分に、がん細胞を殺す働きがあるという。その効果はすでに膀胱がん患者に対する試験で確認されている。さらに大腸がんや子宮頸がんにも治療効果が期待できるという。

サヴァンボルグ教授「母乳には、がん細胞を選択的に殺すことができる魔法のような力ガあることが分かりました」

母乳は、がん細胞を殺す一方で、健康な細胞には無害であるという。このため、既存の抗がん剤のような過酷な副作用を伴わずに、がんを治療できる可能性がある。

http://www.dailymail.co.uk/health/article-4503772/Breast-milk-accidental-cure-cancer.html