共産党の野坂参三元議長は昭和21年8月、政府提出の「帝国憲法改正案」に対して
各党が最終態度表明を行った衆院本会議で、憲法9条についてこう反対の論陣を張っていた。
「(国際的に不安定な状態にある)現在の日本にとってこれは一個の空文にすぎない。
わが国の自衛権を放棄して民族の独立を危うくする危険がある」
「侵略された国が自国を守るための戦争は正しい戦争」(野坂氏)
それが警察予備隊(25年創設)、保安隊(27年設置)、自衛隊(29年発足)
と国際環境の変化に基づく現実社会の要請を受ける中で、共産党の姿勢は真逆に方針転換する
これではイデオロギーもへったくれも有ったもんでは無い