http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170516/k10010983081000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_001

15日、函館空港の西を飛行中に消息を絶った陸上自衛隊の連絡偵察機は、自衛隊が夜通し捜索を続けましたが、今も行方がわかっていません。機体が消息を絶った付近の山では16日朝から警察や消防なども加わっておよそ1000人態勢で本格的な捜索を始めることにしています。
15日昼前、札幌市の丘珠空港を飛び立った北部方面航空隊所属の陸上自衛隊のLR2連絡偵察機が、函館空港の西、およそ30キロにある山の上空を飛行中にレーダーから機影が消え、行方がわからなくなりました。

機体には、機長の高宮城効1等陸尉(53)のほか、副操縦士と乗員2人の合わせて4人の自衛官が搭乗し、自衛隊が夜通し捜索を続けましたが、機体は今も見つかっていないということです。

防衛省によりますと、機影が消える直前にパイロットと地上の管制官が交信をした際には異常を知らせるやり取りはなかったということで、自衛隊は、機体が着陸しようと飛行していた際に突然、何らかのトラブルが起きた可能性もあると見ています。

機影が消えた付近の北斗市戸田の沢周辺で、16日午前6時から警察や消防も加わっておよそ1000人態勢で本格的な捜索を始めることにしています。

5月16日 4時10分