http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170516/k10010983341000.html

東京・港区の中学校に勤務する27歳の教師が、人気アイドルグループ
「乃木坂46」のコンサートに他人名義のチケットで入場するため、
本人確認の際に偽造された学生証を提示したとして、警視庁は、この教師を
偽造有印私文書行使の疑いで書類送検する方針です。

警視庁によりますと、東京・港区の区立中学校に勤務する27歳の男性教師は、
今月14日、東京・渋谷で行われた「乃木坂46」の三期生が出演するコンサート会場で
本人確認を求められた際、偽造された他人名義の学生証を提示したということです。

チケットには、高値での転売などを防ぐため、購入者名が記載されていて、
教師は会場の入り口で本人確認を求められた際、名前はチケットの購入者に、
写真は自分のものになっている偽造された学生証を示し入場しようとしたということです。

警視庁の調べに対して、この教師は「コンサートが見たくて定価のおよそ4倍の値段で、
販売サイトでチケットを購入した。出品者に自分の写真を送ったところ、学生証が
送られてきたので使った。偽造されたもので違法なことだと知っていた」などと
話しているということです。

警視庁は、この教師を偽造有印私文書行使の疑いで書類送検する方針です。