0001みつを ★
2017/05/16(火) 22:59:29.24ID:CAP_USER9職場での「人種差別的な」サルのぬいぐるみについて懸念を提起したアジア系の巡査が、重大な不正行為があったとして逆に調査されていたことが、BBCニュースの取材でこのほど明らかになった。
巡査は、ロンドン中心部のベルグレービア警察署で、警官のシャツを来た黒いサルのぬいぐるみを見つけたと話した。
警察署長たちはこの件について調査すると約束したものの、後に、話をでっち上げたとしてこの巡査本人が逆に調査されることになった。
巡査は後に、不正行為に関する聴聞会で疑念を晴らすことができた。その後、警察に対する訴訟を起こした巡査は損害賠償を受け取っている。
今回の件の詳細が明るみに出る前には、テムズバレー警察の警官が、黒人の同僚警官のデスクにサルの人形を置くという別の出来事があった。
テムズバレー警察の件に関して 不正行為委員会は4月、アンドリュー・モトウ巡査部長について、人種差別主義者ではないがサルの人形は侮辱的だと気づくべきだったと結論付けた。
ぬいぐるみが置かれ……
ロンドン警視庁が関わった出来事は2013年9月、インド出身の巡査がベルグレービア警察署の事件管理課の事務所で巨大なサルのぬいぐるみを見かけたと主張して始まった。
黒いぬいぐるみには、「夜勤ERO」(EROは証拠審査官)と書かれた名札の付いた警察官のシャツが着せられていたと、巡査は話した。
当時、証拠審査官の1人は黒人の警察官だった。
巡査は、ぬいぐるみの使用が人種差別主義的で、きちんと経緯を調べられていなかったかったと懸念していた。
そこで、職員がロンドン警視庁の警視総監(当時はバーナード・ホーガン・ハウ卿)に問題を相談できる「長官のフォーラム」として知られる署内ウェブサイトでのライブ・チャットで、巡査はこの問題を相談した。
巡査は、「その説明がもし本当ならば受け入れがたい」との返信をオンライン上で受信し、「すぐに」調査すると伝えられたという。
しかし1カ月後、「虚偽かつ扇動的な可能性のあるコメント」を投稿した 疑いで、巡査自身が調査対象となった。
巡査は、自身の行動が、「公正さと誠実さ」および「不名誉な振る舞い」に関する「プロとしての行動基準に違反 し、証明されれば巡査自身の解雇につながる可能性がある主張だ」と言われた。
最終的には、2015年6月、内部での懲戒手続きが長引いた後、巡査は重大な不正行為に関する聴聞会に出席。「証拠不十分で閉廷」と判断が下され、巡査への疑念が晴らされた。
(リンク先に続きあり)
(英語記事 Officer accused of misconduct after making racist toy complaint)
2017/05/16