15日夜、横浜市の東急田園都市線・青葉台駅で、痴漢行為を疑われた男性がホームから飛び降りて逃走し、電車にはねられて死亡した。田園都市線は帰宅ラッシュで、約2万3000人に影響がでた。一体、何があったのか?

■目撃者「走り出して線路に落ちた」

 15日夜、神奈川県横浜市にある東急田園都市線の青葉台駅で、男性が救急車へと搬送された。搬送されたのは、ホームから線路に飛び降りて電車にはねられた神奈川県大和市に住む34歳の男性だ。
男性は15日午後8時20分頃、女性から痴漢行為を訴えられ線路に飛び降りたという。目撃者はこう語る。

 「駅員が来て(男性は)おとなしく駅員と話していたんですけど、すぐに走り出して線路に落ちた」

■「俺じゃない」

 警察によると、東急田園都市線の車内は帰宅ラッシュで混み合っていたという。腰の辺りに違和感を感じた30代の女性が振り向くと、男性が「すみません」と言って立ち去ろうとしたという。
そこで女性は「ちょっと」と言い、他の乗客と共に男性を取り押さえた。

 青葉台駅に到着したところで電車を降ろされた男性は、駆けつけた駅員に事情を聞かれていたが、「俺じゃない」と否定した。そして突然、駅員の手をふりほどき、ホームから線路上に飛び降りて逃走した。

 男性は、線路を15メートルほど走ったところで、入ってきた電車にはねられた。

 目撃者によると、「自分じゃない」などと叫んでいたという。男性は搬送先の病院で死亡が確認された。

 ホームでは、警察官らが当時の状況を調べていた。この影響で東急田園都市線は、あざみ野駅と長津田駅の間の上下線で2時間近く運転を見合わせた。東急電鉄によると、上下線合わせて57本が運休し、約2万3000人に影響が出たという。

■「逃げるという行為自体にリスク」

 またもや起きた、痴漢を疑われた男性による線路への立ち入り。JR東日本によると、同様の事案は3月以降、5月11日までに都内7か所で8件発生していて、電車が遅れて新橋駅では約5万人、池袋駅や赤羽駅でも3万人以上に影響を与えた。

 鉄道会社から損害賠償請求をされる場合もあるという線路への立ち入り。痴漢行為だけでも罪に問われるが、線路に立ち入ることでより罪が重くなるという。

 この男性が、実際に痴漢を行ったかはわかっていないが、専門家は線路に立ち入ってまで逃走することに意味はないと話す。

 「逃げたとしても痴漢という犯罪行為に対する捜査は継続されるので、すでに目撃されていたり物証が場合によってはあったりするので、(捜査は)終わりということにはならない」

 また、逃げることでやましいことがあると思われ、警察の心証が悪くなるという。さらに、専門家は続けてこう語る。

 「線路をつたって逃げる行為自体が往来危険罪に問われたり、逃げるという行為自体にもリスクを相当伴うことになると思います」

 往来危険罪に問われると、懲役2年以上の刑を科せられる可能性がある。

 警察は、15日の青葉台駅での経緯について、女性や駅員などから話を聞いている。

配信 2017年5月16日 19:38

日テレニュース
http://www.news24.jp/articles/2017/05/16/07361658.html

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