秋田県の高校生が、毎年、韓国を訪問している交流事業について、北朝鮮情勢をめぐって安全確保に懸念があることや、訪問先の施設に慰安婦問題を象徴する少女像が設置されたことを理由に、ことしの訪問が中止されることになりました。

「秋田県青少年交流センター」は、県内の高校生を韓国に派遣し、ホームステイしながら、現地の高校生と交流を深めたり韓国の文化などを学んだりする事業を6年前から行っています。
ことしも7月下旬に高校生12人が韓国のピョンテク市を4泊5日の日程で訪問する予定でした。
しかし、北朝鮮情勢をめぐって安全確保に懸念があることや、訪問先のピョンテク市の施設に慰安婦問題を象徴する少女像がことし3月に設置され高校生の交流を深める上で適切ではないと判断したことから、ことしの訪問は中止されることになりました。

「秋田県青少年交流センター」の荻原歩さんは「これまでに参加した高校生が現地の文化に触れて成長していくようすを見てきたので、今回の中止は率直に残念だ。
連れて行きたかったという思いが一番だ」と話していました。

また、秋田県教育委員会の米田進教育長は「中止という判断は高校生の安全を第一に考えたもので妥当だと思う。
子どもたちは楽しみにしていたと思うがやむをえない」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/lnews/akita/6013355771.html

★1:2017/05/13(土) 22:24:46.86
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1494738986/