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[パリ 17日 ロイター] - マクロン仏大統領は17日、新内閣の閣僚名簿を発表した。右派、左派といった政治信条を問わず各分野から様々な人材を登用し、公約通り党派を超えた布陣となった。

すでに指名されている右派・共和党のフィリップ首相を筆頭に、外相には左派・社会党のルドリアン前国防相を任命。マクロン氏は多様な速度による欧州連合(EU)の統合強化を推進しており、親EUを強調する格好となった。

その他、経済相には共和党のルメール元農相、内相には社会党でリヨン市長のコロン氏、法相には中道政党「民主運動」のバイル議長などをそれぞれ起用した。

マクロン氏は6月の下院選挙での支持獲得に向け、微妙な舵取りを迫られる。初期の世論調査によると、マクロン派の新党「共和国前進(REM)」は他党を抑えて第1党に躍進するとみられている。

2017年 5月 18日 1:14 AM JST