http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170518/k10010985361000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_002

クレジットカードなどで買い物をするたびに、おつりにあたる少額のお金を投資に回すいわゆる「おつり投資」が海外で広がるなか、国内でもこのサービスが相次いで始まることになり、身近な運用手段として浸透するか注目されます。
「おつり投資」は、カードで買い物をするたびに基準の額との差額をおつりに見立てて株式などへの投資に回す仕組みで、アメリカなどでは若い世代を中心に利用者が増えています。

こうした中、日本でも東京のベンチャー企業が17日、「おつり投資」のサービスを今月末に始めると発表しました。

スマホに専用のアプリを取り込んで利用するこのサービスは、例えば基準の額を1000円と決めた場合、クレジットカードで900円の買い物をすると差額の100円がETF=上場投資信託への投資に回されます。

このサービスを始める「ウェルスナビ」の柴山和久社長は「日常生活に溶け込んだ資産運用のサービスとして、若い人に限らず、これから投資を始めたいという人にも受け入れられるようにしたい」と話しています。

「おつり投資」のサービスは、大手生命保険会社系の投資会社が出資する東京のベンチャー企業「トラノテック」も近く始める計画で、身近な運用手段として浸透するか注目されます。

5月18日 5時20分