鹿児島県曽於そお市が、500万円以上のふるさと納税の返礼品として軽キャンピングカー(300万円相当)5台を用意したところ、19日までに5件の申し込みがあった。

 資産性の高い返礼品などを自粛するよう総務省が4月に通知したばかりだが、市は「以前から準備を進めてきた。問題はないと認識している」としている。

 市内の自動車改装会社が軽トラックを改造した軽キャンピングカーは、荷台部分にベッドや冷蔵庫などを備えている。愛好家らに人気で、2012年の「ものづくり日本大賞」で九州経済産業局長賞を受賞した。

 市は、「曽於をPRする目玉にしたい」として、16年度の返礼品に3台を用意したところ、寄付の募集枠が2日間で埋まった。今年度分は5台に増やし、今月1日から受け付けを始めていた。

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2017年05月20日 18時04分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20170520-OYT1T50099.html

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