2016年度の国内スマートフォン出荷台数は前年度比3.3%増の3,014万台と、初めて3,000万台を突破したことが調査会社MM総研の調べで分かった。一方で、通期の携帯電話端末総出荷台数は同0.3%減の3,649万台と5年連続で減少した。

総出荷台数に占めるスマホ出荷台数比率は82.6%(前年度比2.9ポイント増)だった。SIMフリースマホ(格安スマホ)出荷台数は前年度比63.5%増の282万台となり、スマホ出荷台数全体に占める比率は9.3%だった。

MM総研では17年度の総出荷台数を前年度並みの3,650万台(スマホ3,080万台)と予測、SIMフリー市場の拡大により市場全体は微増傾向となるとみている。

http://www.mobilenews.jp/article/smartphone/20170523/3287.html