大人の注意欠如・多動性障害(ADHD)を見つけ出すには、世界保健機関(WHO)が中心となって作成した症状チェックリスト「Adult ADHD Self Report Scale(ASRS)」が使われることが多い。しかし、ASRSは米国の『精神疾患の分類と診断の手引き第4版(DSM-W)』の基準に沿って作成されているため、同手引きの最新版である第5版(DSM-5)の診断基準とは合っていない。そこで、米国のマサチューセッツ工科大学などの研究グループは、DSM-5の基準に合う簡便なスクリーニングツールとして、質問項目を6項目に絞った「DSM-5版ASRS」を作成。その正確性を確認したところ、大人のADHD患者を正確に拾い上げることが可能だったという。

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1.直接話しかけられているにもかかわらず、その内容に集中することが困難だと感じることはあるか
2.会議といった着席すべき場面で離席してしまうことはあるか
3.余暇にくつろいだり、リラックスして過ごしたりすることが難しいと感じることはあるか
4.誰かと会話しているとき、相手の話がまだ終わっていないのに途中で割り込んで相手の話を終わらせてしまうことはあるか
5.ぎりぎりまで物事を先延ばしにすることはあるか
6.日常生活を円滑に送るために誰かに依存することはあるか

スクリーニング対象者は、これら6項目について@全くないAほとんどないB時々あるC頻繁にあるDかなり頻繁にある―の5段階で回答。いずれの項目も「全くない」場合は0点とする一方、最高得点は項目ごとに2〜5点の範囲で重み付けされ、合計点数0〜24点で評価するツールとした。

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一部抜粋です。全文は下記引用元よりご覧ください|ω・)
http://kenko100.jp/articles/170523004319/#gsc.tab=0

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【便利】わずか6問で、大人のADHDを発見できます/米国の研究グループが検出ツールを作成
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