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【5月24日 時事通信社】米司法省がロシア政府による米大統領選介入疑惑を捜査する特別検察官を任命したことを受け、トランプ大統領は複数の弁護士から成る対策チームを近く結成する方針だ。疑惑から発生する問題に法律家の視点で対応し、疑惑が政権の足元を揺さぶるのを食い止めるのを目的とする。

 ABCテレビなどは23日、大統領がニューヨークを拠点とする弁護士のマーク・カソウィッツ氏を対策チームの一員に選んだと報じた。カソウィッツ氏は過去15年間、不動産セミナー「トランプ大学」の詐欺訴訟などで大統領を弁護してきた。チームで主導的役割を担うとみられている。

 ワシントン・ポスト紙によると、チームの人選には大統領が直接関わっており、残るメンバーには著名な弁護士3〜5人の名前が挙がっている。また、政治専門紙ポリティコによれば、大統領は選挙戦初期の選対本部長だったルワンドウスキ氏を再び呼び寄せることも検討している。(c)時事通信社

2017/05/24 14:20(米国)