無許可で廃品回収したとして、警視庁月島署は廃棄物処理法違反容疑で、リサイクル業「オールマイティー」(横浜市)社長、
中村正容疑者(43)=同市中区本牧和田=ら男3人を逮捕、法人としての同社を書類送検した。
同署によると中村容疑者ら2人は「金もうけのためだった」などと容疑を認め、1人は留保している。

 同社は軽トラックで住宅街を巡回するなどし、スピーカーで廃品回収を呼びかけていた。
回収時に料金をとったりインターネットで転売したりするなどし、平成27年4月から昨年12月までに、
1億円以上の売り上げがあったとみられる。

 逮捕容疑は、一般廃棄物の収集運搬業の許可を受けずに、昨年12月から今年1月の間、
北区や新宿区の住民から電子レンジやテレビなどを計3万9千円で収集し、同社の倉庫に運搬したとしている。

 通常、一般廃棄物収集運搬は自治体が委託した業者にだけ許可が出る。
スピーカーで呼びかけながら営業している業者のほとんどは違法営業とみられ、
警視庁が警戒している。スピーカー音の苦情が月島署にあり、同署が捜査していた。

産経新聞 5/26(金) 18:39配信
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