Web東奥 5/29(月) 14:29配信

 青森県八戸市の県三八地域県民局地域連携部に26日夜、同市内の中学校名などを記して爆破を予告する内容のファクスが届いていたことが29日、関係者への取材で分かった。同部から通報を受けた八戸署などが26日中に各施設を点検、異常がないことを確認した。同署は威力業務妨害容疑の可能性もあるとみて捜査している。

 同部や八戸市教委など関係者によると、ファクスは、少なくとも市内の中学校1校、児童関連の福祉施設1カ所の計2施設を名指しし、爆破するとの内容。同部によると、ファクスが届いたのは26日午後8時すぎで、八戸署に通報するとともに三八教育事務所にも連絡した。同事務所から連絡を受けた市教委は、名指しされた学校の校長や教頭などに指示し、警察とともに施設の安全確認などの対応を取った。

 ファクスの詳細な内容について、関係者は警察が捜査中との理由で明らかにしていない。

 ファクスで名指しされた中学校の教頭は取材に「26日の段階で校内の安全を確認した。それ以降は平常通りに対応している」と答えた。また、施設の代表者は「お答えできない」と話した。

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