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2017/05/30(火) 19:34:27.48ID:CAP_USER9日経トレンディ
2017/5/30
消費者に支援を募るクラウドファンディング。ここ数年は、家電メーカーが製品開発に活用する動きが加速中だ。用途が限定されるニッチなモノが主流だが、2017年上半期は次世代のスタンダードになり得るクラウドファンディング発ヒットが続々と生まれた。その代表格が、“香りのウォークマン"と称されるソニーの「AROMASTIC」だ。
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香り」を持ち歩ける新発想ギア
■「香り」を持ち歩く新文化を創造
携帯型のアロマディフューザーで、ウォークマンが音楽を携帯する文化を生んだように、香りを持ち歩いて楽しむ新たなスタイルを提案。15年11月に同社のクラウドファンディングサイトで支援を募ったところ、1000万円という野心的な目標額にもかかわらず2カ月足らずで達成。一般発売後も計画をしのぐ勢いで売れている。
革新的なのは、1本で5つの香りを楽しめること。本体先端部に専用カートリッジをセットして側面のボタンを押すと、空気の流れに乗って香りが吹き出す仕組み。カートリッジには5種類の香りが封入され、ダイヤルを回すだけで瞬時に香りを切り替えられる。
カートリッジ1つで5種類の香りを楽しめる
また、噴出量を絶妙にコントロールし、すぐに香りが消えるのも斬新。電車内やオフィスなど、周囲に気兼ねせずどこででも使える。「アロマの需要は女性中心だと考えていたが、企画・開発を進めていくうちに意外に男性にも受けることがわかった」と、開発した新規事業創出部OE事業室の藤田修二氏は驚く。コーヒーやタブレット菓子の代わりにリフレッシュ用に使う男性も多く、アロマ市場の裾野を広げた。
■販路拡大で忘れ物防止タグが急伸
忘れ物や落とし物を簡単に探し出せるIoTタグも、クラウドファンディングを経て17年に一般化した。市場をけん引する「MAMORIO」(MAMORIO)は、利用者同士で落とし物を探し合える機能を備えるのが特徴で、15年末に一般販売を開始。今年に入って家電量販店や百貨店に大々的に並び始め、劇的に広がりつつある。3月時点の累計出荷数は、16年1月の100倍以上になるほど急伸した。
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東急線渋谷駅の忘れ物受付所にアンテナを設置。タグが届くと自動で持ち主に通知
■異端メーカー参入で市場活性化
上半期は、炊飯器市場に2つの新風が現れてブレイクした。愛知ドビーの「バーミキュラ ライスポット」は、鋳物ホーロー鍋とIH調理器がセットになった炊飯調理器。16年11月に先行予約が開始され、僅か3カ月で2万台を受注した。一方、17年1月にはバルミューダも「BALMUDA The Gohan」を発表して参入。「蒸気で炊く」という新機軸を打ち出し、計画をしのぐ好調な売れ行きを見せた。
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