Googleが「Googleマップ」の「ストリートビュー」画像を米国で最初に公開したのは、2007年5月のことだ。この重要な機能が10周年を迎えた。

 以降、83カ国でストリートビュー画像を公開し、360度カメラを搭載したマッピング車両が約1000万マイル(約1600万km)を走破したと、Googleは米国時間5月30日の10周年のブログ記事で述べた。

「Larry(Page氏)は2004年、世界の360度の視界を構築するという彼のアイデアに熱くなったGoogle従業員のチームと、最初のプロトタイプに着手した。
カメラを車両に載せてレーザーを追加し(まあ、もう少し複雑だったかもしれない)、最初のストリートビュー撮影車が生まれた。2006年、ストリートビュー撮影車が正式に米国の数都市を走り、2007年5月に最初の画像が公開された」

 ストリートビューは、主要道路に路上からの360度画像を追加するので、Googleマップからの検索で目的地の景観(古くなっていることもある)を見ることができる。
特に便利なのは、よく知らない土地で店舗やレストランを見つける場合だ。Googleは数年前、ストリートビュー撮影車が入れないエリア向けに、360度カメラをバックパックに積み込んだ「ストリートビュー トレッカー」を投入した。

 Googleは10周年を記念する今回の投稿で、ストリートビューの中からお気に入りの写真数点を取り上げて紹介している。

https://japan.cnet.com/article/35102003/