2日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前日比279円28銭(1.41%)高の2万0139円31銭で終えた。
取引時間中として2万円台を回復したのは2015年12月2日以来、1年6カ月ぶり。

米経済指標の結果を受けた米株高や円安を好感した投資家の買いが断続的に入った。
商いも膨らみ、東証1部の売買代金は概算で1兆4417億円に膨らんだ。JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)も続伸した。

国内の景況感の改善を評価した買いも入った。市場では「法人企業統計の結果を受け、8日に公表する1〜3月の国内総生産(GDP)改定値の上方修正期待が高まっていることも株高につながっている」(岡三オンライン証券の伊藤嘉洋チーフストラテジスト)との指摘があった。

午前の終値時点で東証1部の売買高は10億4287万株だった。値上がり銘柄数は1427と、全体の7割を占めた。値下がりは475、変わらずは114だった。

時価総額の大きいメガバンクの三菱UFJや三井住友FGが大幅高となった。生命保険のT&Dや第一生命HD、証券の野村の上げも目立った。
任天堂、ソフトバンクやファストリが上昇し、トヨタやソニー、キヤノンも高い。一方、2017年12月期の連結純利益見通しを修正したキリンHDは下落した。武田やNTT、JTが下げ、キーエンスやキリンHD、花王が安かった。

東証2部株価指数は小幅続伸した。フュトレックやラオックス、MCJが上げ、ウェーブHDとアルデプロ、FDKは下げた。〔日経QUICKニュース(NQN)〕

配信 2017/6/2 11:52
日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASS0ISS13_S7A600C1000000/

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