医師が無罪主張=準強姦罪を否認−さいたま地裁
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017060500462&;g=soc

 女性を酒に酔わせ暴行したとして、準強姦(ごうかん)罪に問われた東京慈恵会医科大病院の医師松岡芳春被告(32)=休職中=の初公判が5日、さいたま地裁(佐々木直人裁判長)であり、同被告は「自分はやっていない」と起訴内容を否認した。
 検察側は冒頭陳述で、松岡被告らが飲み会で罰ゲームと称して女性に酒を飲ませ、酔いつぶした上で別の部屋に運び、性的暴行を加えたと指摘。弁護側は「暴行したのは松岡被告ではない」として無罪を主張した。
 起訴状によると、松岡被告は昨年8月26日夜から27日にかけ、東京都大田区西蒲田のマンションで、医師の上西崇被告(32)=同罪などで公判中=らと共謀し、当時20代の女性を酒に酔わせて抵抗不能にさせ、暴行したとされる。(2017/06/05-12:01)