アメリカ国防総省は、日本海に展開していた海軍の原子力空母2隻について、合同の軍事演習が終了したとして日本海を離れたことを明らかにする一方、北朝鮮に対する警戒は今後も続けていく方針です。

アメリカ国防総省は先週、朝鮮半島周辺の日本海に空母「カール・ビンソン」と空母「ロナルド・レーガン」の2隻を同時に展開させ、合同で軍事演習を行ってきました。
これについて国防総省の当局者は5日、NHKの取材に対して、空母2隻が3日間の演習日程を終え、いずれも日本海を離れ、このうち「カール・ビンソン」は母港のカリフォルニア州サンディエゴに向けて帰還を始めたとしています。

アメリカ軍は先週、「カール・ビンソン」に代わり、ワシントン州の海軍基地から空母「ニミッツ」を西太平洋地域に向かわせ、朝鮮半島や南シナ海などの警戒に充てる方針です。

「ニミッツ」も来月には、日本とインドとの合同軍事演習に参加するためインド洋に移動し、その後はペルシャ湾に向かう予定だということです。
ただ、国防総省は、朝鮮半島情勢などに変化が生じれば、空母の派遣先も変え柔軟に対応すると強調し、北朝鮮に対する警戒は今後も続けていく方針です。

配信 6月6日 9時02分
NHK NEWS WEB
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170606/k10011007891000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_004

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