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(2017/6/17 14:30)

(ブルームバーグ)米アップルは16日、ソニー・ピクチャーズテレビジョンで「ブレイキング・バッド」や「ザ・クラウン」などの番組を手掛けた幹部2人の採用を発表した。独自の動画番組の制作に本腰を入れつつある証拠がさらに増えた。

発表資料によると、アップルが今回採用するのはジェイミー・アーリクト、ザック・バンアンバーグ両氏。共に2005年からソニー・ピクチャーズテレビジョンで社長を務め、ネットフリックスなどストリーミングサービスが掘り起こした質の高い番組シリーズへの需要の取り込みに貢献した。

ソニー・ピクチャーズエンタテインメントの責任者、トニー・ビンシクエラ氏は15日、従業員宛てのメモでアーリクト、バンアンバーグ両氏の退社を報告。後任探しの間、他の幹部が職務を代行すると明らかにした。